ハウスメーカーで注文住宅を建ててもらいました
仕事である程度責任のある職に就任し、元々家を建てようと思って積み立てておいた資金も充実してきたことがきっかけです。
それに二人の子供が順調に成長し、今のアパートでは友達も呼びにくいだろうし、自分の部屋も欲しいと言っていたのもきっかけです。
とは言ったものの、一体何から始めれば良いのか分からず困っていたところ友人からあるハウスメーカーを教えてもらいました。
この業界に詳しくない私でも知っている有名メーカーで、有名だということで信頼できるだろうと思い早速見積もりを依頼しました。
注文住宅を希望していたため色々と注文をしたにもかかわらず、自分の理想とまさにピタリと当てはまる図面を製作してくださり何となくですが実際のイメージができたのは嬉しかったです。
天井高は2メートルで、とにかく広さを感じられる家を理想にしていました。
階段も幅広くしてもらい、お互いの高齢の両親が来ても上がれるように手すりを付けてもらうなど、バリアフリー化も充実させています。
廊下はそれほど長くはないのですが、途中にシンプルな椅子を作ってもらいました。
若い頃は目もくれないかもしれませんが、歳を重ねて疲れやすくなった時にそこに腰掛けそこから見える景色を楽しみたいと長年思っていたからです。
ハウスメーカーの担当者も親身になって対応してくれたのは良かったです。
後になって色々と注文をしても快く快諾してくれましたので、私としても遠慮せず注文できました。
こういった対応の良さが、長年多くの人に愛されている理由なのだなと実感しました。
かなりこだわりのある家を注文したため費用が怖かったのですが、頭金が600万円で合計4,600万円ほどかかりました。
正直言って予算オーバーだったのですが、見積もりと図面を見て是非この家に住みたいと家族も言ってくれたので思い切って資金を追加して建ててもらいました。
思い切って家を建てましたが、キッチンが広いため私自身料理を勉強するようになったのも嬉しい誤算でした。
高い買い物でしたが住み心地には満足しています
北向きの建売住宅に10年くらい住んでいましたが、狭い上に北向きで日当たりが悪く不具合が出て来ました。
そこで南向きの土地を探して注文住宅を建てようと考えました。
土地は意外と簡単に見つかりました。
約70坪、南向きで希望通りの土地だったのです。
早速電話してみるとナント、先約があって購入できません。
諦めて他の土地を探していたのですが、数日後に電話があって「先約の人が資金面で調整がつかずキャンセルになった」というのです。
直ぐに購入の手続きに入りました。
1989年バブル期の終わり頃で土地の値段は現在の相場よりも高く2,500万円。
建物は二階建てで約54坪で2,500万円で合計で5,000万円の予算となりました。
土地が地元の建築会社所有の土地で建築条件がついており、価格交渉がほとんど出来ない状態でした。
それでも地下鉄の駅からも徒歩圏内で利便性も良く、気に入っていたので思い切って契約しました。
資金面についてはあまり考えていなかったのですが、とりあえず住んでいた建売住宅を売って頭金にすることにしました。
こちらの方は不動産会社2社を使って競争させ「高くて早い方に売る」ことにして交渉すると思ったよりも早く、思ったよりも高く売れました。
地元の工務店で担当者があまり融通のきかない人物でしたが、設計段階での打ち合わせは結構大変でした。
一番拘ったのは1階の居間を吹き抜けにして天窓をつけてもらうことでした。
それまで住んでいた家が狭くて鬱陶しい感じがしていたのでこの点はとても拘っていました。
何とか話がまとまって見積書を見てみると300万円くらい予算オーバー、少し考えたのですが思い切って契約しました。
建物が完成して実際に住んでみると、やっぱり居間の吹き抜けと天窓のある空間が快適で大満足です。
住み始めてから暫くは何ヶ所か不具合が見つかってその度に補修してもらい落ち着くまで1ヶ月くらいかかりました。
全体としては満足していますが、今考えてみると「建築条件付き」の土地は避けるべきだったと思います、色々な面で競争原理が働かず高い買い物になってしまったと思います。
スーモカウンターに行ってから検討をはじめればよかったです。